松下電器産業と損保ジャパンは12月10日、法人向けトータルセキュリティ事業の共同推進に合意したと発表した。これは、企業のリスクマネジメントとしてコンサルティングを行い、火災や不審者の侵入などハード面の対策、個人情報漏えい対策も含めた総合的なソリューションを提供するものだ。
今回の協業により、両社のサービスを組み合わせてユーザー企業に対して総合的なセキュリティ関連コンサルティングを提供する。松下電器グループでは物理セキュリティ系として映像監視/画像処理/虹彩認証/入退出管理/ビル設備/防犯・防災センサなどを、情報セキュリティ系として暗号化/アクセス制御/侵入検知/ウイルス対策/認証などの各種システムを提供する。
一方の損保ジャパンでは、個人情報取扱事業者保険/火災保険/動産総合保険等の保険商品、その他既存の各種損害保険に関する見直し提案を行うという。また、損保ジャパンの関連会社である損保ジャパン・リスクマネジメントからは、防災調査やリスクサーベイなどが提供される。
両社では、顧客側のメリットとして、所有物件に潜在するリスクを総合的に把握できることや、そのリスクに対するヘッジ策(セキュリティシステム、損害保険等)を具体的に検討できることなどを挙げている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力