Appleは、Mac OS Xのなかに見つかった複数の欠陥を修正するセキュリティアップデートをリリースした。このアップデートは、「Security Update 2004-09-30」という名前だがリリースされたのは米国時間の4日で、AFPサーバとCUPSプリントモジュールに潜在するDoS(サービス拒否)に対する脆弱性と、バッファオーバーランによって悪質なコードを実行可能にしてしまうQuickTimeの欠陥に対応している。同パッチは、プリンタのログにユーザーパスワードを表示できてしまうCUPSの欠陥も修正する。
同社は、Mac OS X 10.2 Jaguar用とMac OS X 10.3 Panther用の2種類のパッチを公開した。一部の欠陥はMac OS Xの両バージョンに影響するが、そのほかはPantherでしか発生しない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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