ソフトバンクBB、ウェブブラウザ経由の顧客情報流出を防止する対策を導入

ニューズフロント2004年07月28日 15時04分

 ソフトバンクBBは、ウェブブラウザ経由の情報流出を防止するシステム「WebブラウザプロテクターVer2.2」を野村総合研究所(NRI)から導入した。NRIが7月28日に明らかにしたもの。

 同システムは米OmniTrust Security Systemsの製品で、NRIが国内代理店となっている。ソフトバンクBBでは、Yahoo! BBサービス顧客の情報を保護するために同システムを導入した。

 Webブラウザプロテクターを利用すると、HTML形式のデータをInternet Explorerで閲覧する際に、印刷や保存、コピー&ペースト、画面キャプチャといった操作を禁止できる。情報管理システムの検索機能を使って動的に生成したHTMLコンテンツであっても、同様の制限をかけられる。このシステムにより、ソフトバンクBBは、社内で権限を与えられた利用者のみが機密性の高い情報にアクセスできる環境を構築する。

 サーバの対応OSは、Windows XP Professional/2000 Server/NT4.0 Server(SP6)、SPARC Solaris 8/9、Red Hat Linux 7.3。ウェブサーバは、IIS 5.0/6.0、Apache1.32x以上、Apache1.32x以上が利用可能。クライアント用のOSは、Windows XP/2000/NT4.0(SP6)/Me/98SE。

 Webブラウザプロテクターの価格は、保護対象コンテンツを提供するWebサーバの台数で異なり、1サーバ当たり350万円から。

野村総合研究所のプレスリリース

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