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IE用の最新パッチがGoogle Toolbarなどと干渉

2006/04/17 11:31
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 先週公開されたInternet Explorer用の修正パッチが、Google Toolbarなど一部のアプリケーションと干渉する可能性があることが、パッチ管理ソフトウェアメーカーのPatchLinkによって明らかにされた。

 PatchLinkが米国時間14日に明らかにしたところでは、Google Toolbarのほかにも、Oracleが買収したSiebelから出ているビジネスソフトウェアや、特定のバージョンのJavaを利用する一部のウェブアプリケーションなどにもこのIE用パッチの影響が出ているという。

 この問題は、MicrosoftがIEによるActiveXコントロールの扱い方に変更を加えたことに起因するものだが、この修正は、MicrosoftがEolas Technologiesおよびカリフォルニア大学と争っている特許論争の賠償責任を回避するために行われた。

 Microsoftは、12月にActiveXに変更を加えることを初めて発表した際、この変更によって一部のウェブサイトの表示方法に影響が出る可能性があると注意を呼びかけていた。これを受け、同社は11日のセキュリティアップデート公開時に、ActiveXの変更を60日間無効にする「互換性パッチ」も同時にリリースした。

 今回の問題により、Google Toolbarでは、無効になっているActiveXコントロールが含まれたウインドウを閉じるとエラーになる可能性があると、PatchLinkは説明している。

 Microsoftの関係者は電子メールによる声明のなかで、この問題の影響があるのはGoogle Toolbarの3.0.129.2以前のバージョンだけだとしている。「Googleは3月8日にユーザーに向けて、この問題を解決する修正パッチを自動サービスメカニズムを使って出荷している。われわれはこの問題は完全に対策済みだと考えている」(Microsoft関係者)

 Googleにコメントを求めたが回答は得られなかった。PatchLinkは、自社の顧客から互換性の問題を知らされたという。

 Google Desktopのエラーは一定の状況でだけ発生するようだが、Siebel 7ユーザーが直面している問題はこれより重大だ。IEのパッチをインストールすると、Siebel CRMプログラムのユーザーは、同プログラム中のActiveXコントロールに出くわす度にいちいちクリックしなければならないと、PatchLinkは語っている。

 Oracle関係者によると、同社はMicrosoftと協力してこの問題の解決に取り組んでいるとという。「5月には、Microsoftの問題を解決するSiebel 7ユーザー向けのパッチを公開できる見込みだ」(電子メールによる声明)

 Microsoftの公開したパッチは、「Java Platform, Standard Edition」の1.3もしくは1.4を使用するActiveXコントロールにも影響を与えていると、PatchLinkは述べている。同社によると、これらのJavaを利用するウェブプログラムに出くわしたIEユーザーは、2度クリックしないとそのプログラムを利用できないが、ただし、さらに新しいJava 1.5には影響はないという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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