Microsoftは米国時間11日、MSN Messengerに脆弱性が見つかったことを受け、同ソフトウェアのユーザーに強制的に新バージョンをダウンロードさせる措置をとった。11日早朝から始まったこのアップグレートは、あるセキュリティ対策会社がこの脆弱性を悪用する攻撃方法を記したハウツーガイドを公開したことを受けたもの。これにより、MSN Messengerのユーザーが同ソフトウェアを起動しようとすると、アップグレードを促す告知が表示されるようになった。
Microsoftは米国時間8日に、Office XPやInternet Explorer 6、Windows Media Player、MSN Messengerなどに見つかった一連の脆弱性を修正するパッチをリリースしていた。同社は当初、ある程度の時間をかけて順次Messengerユーザーにアップグレードを呼びかけていく計画だったが、上記のハウツーガイドが公開されてしまったことから、全ユーザーに対する一斉アップグレードに踏み切った、と同社関係者は述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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