UPDATE Googleは米国時間5月20日、Google I/Oカンファレンスにおいて、「Google TV」と呼ばれるプラットフォームによって、家庭用機器にテレビとウェブを融合するという同社の戦略を発表した。
Google TVは、テレビ、セットトップボックス、Blu-rayプレーヤーなどの機器に組み込まれる技術で、ユーザーは、「Google Search」を利用してウェブからビデオを検索したり、YouTubeの動画をフルスクリーンで視聴したり、Huluで番組を検索したり、Amazon on Demandでテレビ番組を購入したりすることができるようになる。
最初のパートナーは、ソニー、Dish Network、Logitechである。これらの企業はすべて、2010年秋までに初のGoogle TVベースの製品を提供する予定である。Best Buyは、それらを販売する最初の小売店となる。
ソニーは、Googleの「Android」ベースの技術を搭載するテレビとセットトップボックスの両方を提供する予定である。「Sony Internet TV」とBlu-rayディスクドライブ搭載のセットトップボックスが、2010年秋に発売される。価格は未定。
ソニーの最高経営責任者(CEO)であるHoward Stringer氏は同イベント後の記者会見で、「これにより、これまでは想像の域を超えなかった、まったく新しいコンテンツ体験が創造される」と述べた。ソニーは既に、インターネット配信の映画を大画面テレビに接続する「Qricocity」という名称のサービスを提供しているが、Stringer氏は、Google TVソフトウェアは、従来のテレビとウェブの間の切り替えが容易であるため、それよりもずっと広範囲のコンテンツが提供できると考えている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力