電通とヤッパは5月18日、両社の提携事業である電子雑誌有料配信サービス「MAGASTORE」のPC向け閲覧サービスとiPad向けサービスを開始すると発表した。5月18日からPC向け閲覧サービスを、5月末からiPad向けサービスを開始する。
PC向け閲覧サービスは、携帯端末から登録した「MAGASTORE ID」とパスワードでログインすることにより、携帯端末で購入した電子雑誌がPCで閲覧できるサービス。PCでの閲覧のために、新たに電子雑誌を購入する必要はない。
iPad向けサービスでは、ほかの携帯端末と同様の方法で電子雑誌を購入、閲覧できるほか、iPhoneで購入した電子雑誌をiPadで閲覧できる。
PC向け、iPad向けサービスの提供開始により、ユーザーは通勤時は携帯端末で、職場ではPCで、自宅ではiPadでというようにデバイス使い分けられるようになったとしている。
MAGASTOREは、専用アプリから電子雑誌を購入し、ダウンロードして読めるサービス。2009年9月にiPhone向けにサービスを開始した。ソフトバンクモバイルのWi-Fi対応端末やNTTドコモ端末向けにサービスを提供している。6月からはKDDIのAndroid端末向けにもサービスを提供する予定。現時点での参加出版社は30社、閲覧可能雑誌は55誌で、最新の雑誌コンテンツだけでなく、バックナンバーも購入できる。
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