Googleの検索結果ページが米国時間5月5日から大きく刷新される。世界最大のインターネット検索企業である同社は今回、ここ数年で最大の変更を実施する。
Googleが数年間テストしてきた新しいデザインを正式に導入することに伴い、Googleの検索結果ページは、かなりカラフルなものになる。Googleはこの数カ月間、ユーザーとともに積極的にこのデザインをテストしていたため、今回の変更はそれほど大きな驚きではない。GoogleのシニアユーザーエクスペリエンスデザイナーであるJohn Wiley氏によると、さらにそのずっと以前から今回の変更をテストしてきたという。
今回の新しいデザインでは、以前は検索結果ページの左側ペインに隠れていた検索オプションのメニューが強調されている。2009年5月に最初に公開されたときには、ページの上部にある「show option」(検索ツールを表示)リンクをクリックしなければ表示されなかった。現在では、左ペインに固定され、クエリに関連するかどうかによって異なる検索オプションが表示されるとWiley氏は述べた。
例えば、「red shoes」(赤い靴)を検索すると、いつもの検索結果とともに、左ペインには、Googleのショッピング検索ページへのリンクが表示される。同様に、「NFL draft」(NFLドラフト)を検索すると、左ペインにニュースとリアルタイムの更新情報が表示される。ユーザーは、「more」(その他)をクリックすることにより、すべての検索オプションにアクセスすることができるが、クエリによって、左ペインで強調表示されるオプションが変わる。
そしてこれらのオプション自体、非常に目立つようになっている。Googleは、これらのオプションを強い色で強調表示しており、Wiley氏の言うところの「a modern crisp clean look」(モダンで明快でクリーンな外観)になっている。Googleのロゴにもちょっとした変更が加えられており、色が明るくなり、文字の影が取り除かれている。
Wiley氏によると、今回の変更は5日中に、ほとんどのユーザーに対して順次適用されるが、英語以外の言語でGoogle検索を利用する一部のユーザーについては、少し時間がかかる可能性があるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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