Googleは米国時間4月28日、「Google Chrome」の新しい安定版(バージョン「4.1.249.1064」)を発表した。前バージョンにあったJavaScriptが遅くなる問題とJavaプラグインに関する問題への対処に加え、重要度の高いセキュリティ修正3件が施された。
1つ前の安定版Chromeにあたるバージョン「4.1.249.1059」では、Sun Microsystemsの「Java」(Version 6 Update 20)プラグインに対して間違ったパスが用いられていた。またGoogleによると、「4.1.249.1059」はもう1つ前の「4.1.249.1045」に比べて動作がかなり遅くなっていた。今回リリースされたバージョンではどちらの問題も修正されている。
3件のセキュリティ修正では、Google URL(GURL)におけるクロスオリジンのバイパスエラーに関するセキュリティ脆弱性、HTML5を扱う際のメモリ破壊、フォントを扱う際のメモリ破壊への対処が行われた。1番目と3番目の問題はGoogleの社外で発見され、同社の実施するセキュリティバグ発見コンテストで、それぞれ1000ドルと500ドルが贈られている。
変更ログの全文はこちらで読むことができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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