はてなは4月12日、自分の現在地を友人と共有して楽しむモバイル向けサービス「はてなココ」を公開した。米国で流行している「foursquare」のような位置情報サービスに、独自のアバターを組み合わせた点が特徴だ。
はてなココで、外出時などに今いるスポットを投稿することを「イマココ」と呼ぶ。携帯電話のGPSを使って周辺スポットを一覧表示し、その中から自分がいまいる場所を選択する。はてなココを使っている友人と共有したり、Twitterやmixiなどに同時投稿したりできる。この一連の機能はfoursquareの「チェックイン」に相当する。
イマココするときに写真をアップロードすると、はてなのアバター「ハッピィ」と手書き風のコメントが映り込んだ記念写真を作成できる。同じスポットでイマココしているほかのユーザーがいる場合は、最大5人までのハッピィが画像に映り込み、集合写真のように楽しめる。
ハッピィの見た目はユーザーごとにカスタマイズ可能。ハッピィ用の服やアクセサリなどのアイテムは、はてなの仮想通貨「カラースター」との交換で得られる。カラースターははてなのサービスを利用したり、クレジットカードやNTTドコモのケータイ払いで購入して入手する。
サービス開始時点ではてなココに登録されているスポット数は、「はてなキーワード」に項目がある約1万件。スポット情報はユーザーが自由に作成できる。
今後はスポット情報の充実を進めるほか、スマートフォン向けアプリの開発などを予定している。
はてなココの提供に伴い、ベータ版として運用していたミニブログサービス「はてなハイク2」を5月末で終了する。はてなハイク2のともだち関係ははてなココに引き継がれる。
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