3カ月前に「iPhone」用の「Bing」アプリケーションをリリースしたMicrosoftは先週、同アプリケーションはもともと米国内だけで公開するつもりだったと述べ、米国版以外の「iTunes Store」で同アプリケーションの提供を中止したことを明らかにした。
MicrosoftはNeowin.Netの取材に応じて、「このiPhoneアプリケーションをリリースしたとき、われわれはうっかり『Apple Marketplace』が事業展開している全ての国々にそれを公開してしまった」と述べている。
また、CNETに送付された声明の中で、MicrosoftはiPhone用Bingアプリケーションのインターナショナル版の開発に取り組んでいることを明らかにした。
「われわれはiPhone用Bingアプリケーションのインターナショナル版をリリースする予定だが、現時点では具体的なリリース日を発表することはできない」とMicrosoftは述べた。「Bingに関する弊社のより広範な戦略と同様に、われわれは単一の包括的アプローチを採用することを望んでいない。その代わり、われわれは慎重に考えて、特定の市場向けに製品をカスタマイズできるようにすることを望んでいる」(Microsoft)
Motorolaは3月に入り、今四半期中に中国でBingを提供すべくMicrosoftと協力していると述べたが、対象となるのは「Android」OSを使用する携帯電話で、既存ハンドセット向けの無線アップデートとして提供される。
Microsoftは2009年12月にiPhoneおよび「iPod touch」用のBingアプリケーションをリリースした。同プログラムには標準的な検索や画像検索、地図機能などが含まれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」