ソーシャルアプリ開発者支援に総額3億円--GMOがプロジェクト立ち上げ

岩本有平(編集部) 鳴海淳義(編集部)2010年02月24日 18時40分

 GMOインターネットグループは2月24日、日本のクリエイターとエンジニアを対象に総額3億円の支援プロジェクト「アプリやろうぜ!by GMO」を開始した。ソーシャルアプリを開発するための資金や開発環境の提供をはじめ、技術サポート、人材のマッチングなどを行う。

 作り手がアプリの開発に専念できる環境を整えることで、mixiやモバゲータウンのランキング上位を目指すアプリ、オリジナリティのあるアプリ、収益を得られるアプリの開発を支援するという。具体的な支援内容は以下のとおり。

  • 3カ月をめどに、開発費(30万円×開発スタッフ数×開発期間)を提供
  • GMOインターネットグループの持つインフラをパッケージ化し、「GMOソーシャルアプリ運営キット」として提供
  • 必要に応じて、開発・制作に集中できるオフィス、及び人材・技術交流機会の提供
  • アプリリリース前後の集客支援、「アプリやろうぜ!」ネットワークの提供
  • プラットフォームとの交渉、経営のサポート、将来の海外展開の支援

 同プロジェクトで開発を支援するのは、課金アプリが基本となる。「求めるのは開発者の収益が見込めるもの。将来的には開発者とプロジェクトでレベニューシェアすることを予定している」(GMOインターネット)

 プロジェクト始動にあたって、ソーシャルアプリの作り手を集めたキックオフカンファレンスを3月18日にセルリアンタワー東急ホテルで開催する。ウノウ代表取締役社長の山田進太郎氏、グリー代表取締役社長の田中良和氏、ディー・エヌ・エー取締役ポータル事業本部長兼COOの守安功氏、GMOインターネットグループ グループ代表の熊谷正寿氏らが講演する予定。参加申し込みはこちら

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