フォルシアは2月24日、日本航空インターナショナルが運営する国内、海外ツアー販売サイト「JALeトラベルプラザ」に検索サービス「Spook」を提供開始した。
Spookは導入企業の基幹システムに依存せずに運用できる点が特徴。あらかじめ検索に最適化されたデータベースを新たに構築したうえでサービスを提供するという。「通常の検索の50〜100倍の検索レスポンスを実現できる」とフォルシア代表取締役社長の屋代浩子氏は話す。
Spookは特に旅行業界で実績を積み上げてきた。ジェイティービー、日本旅行、フォートラベルなどに製品を提供している。今後は1つのサイトで複数の宿泊サイトを横断して検索できる「宿泊サイト一括横断検索」のASPサービスを提供する計画だという。
JALeトラベルプラザはこれまで検索の部分にユーザーから多くの不満の声が寄せられていたという。国内ツアー約4万7千件、海外ツアー約5万5千件のツアーの中から好みのものを見つけやすくするため、検索パフォーマンスとユーザビリティの向上を目的にSpookを導入した。日本航空インターナショナルのWEB販売室室長の佐々木康人氏はSpookについて、「費用対効果の高い投資なのは間違いない」と高く評価している。
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