2009年最も注目を集めたサービスの1つである「Twitter」。読者の皆さんはどうやって利用しているのだろうか。
ブラウザで公式サイトにアクセスするというのも1つの方法だが、専用のクライアントを利用することで、より快適な投稿や閲覧が可能になる。ここでは、Twitterの閲覧や投稿に便利な専用クライアントをご紹介する。
「Buzzbird」はXUL(XML User Interface Language)ベースのオープンソースTwitterクライアントだ。Mac OS Xをはじめ、WindowsやLinuxで利用できるのが特徴。
11月に公開された最新版のバージョン0.5では、クライアント上からのユーザーのフォロー/アンフォローに対応した。
「Canary」はMac OS X向けのTwitterクライアントだ。Cocoa APIを使用しており、操作性や外観などほかのアプリケーションと高い親和性を備える。MITライセンス準拠のオープンソースソフトウェアで、自由にソースコードの改変と再配布を行うことができる。
ReTweet(RT)やハッシュタグのリンク処理などに対応するほか、フィルター機能によって特定の語句を含むつぶやきを絞り込んで検索できる。
「MiniTwitter」はC#とWindows Presentation Foundation(WPF)で書かれたWindows向けTwitterクライアントだ。
新着ステータスのポップアップ表示や未読管理、新規タイムラインの作成による発言振り分けといった機能を実装している。
ソースコードはApacheライセンスのもとで公開されており、いくつかの派生バージョンも存在する。
「Tween」はWindows用の国産Twitterクライアント。HTMLを解析してタイムラインを取得するため、Twitter APIのが取得制限を受けないの特徴。
タイムライン表示エリアは、ユーザーアイコンやユーザー名、発言内容などの項目でソート可能。フォローが一方向か双方向かを色分け表示したり、フォントの種類を変更したりといった高いカスタマイズ性も備える。
Adobe AIR製で、Windows、Mac OS X、Linuxで動作するTwitterクライアントが「TweetDeck」だ。
Twitterのほか、FacebookやMySpace、LinkedInへの投稿にも対応するほか、TweetDeckのアカウントを取得すれば、複数の環境で設定を同期可能。iPhoneアプリケーションも提供している。
また、フォローしているユーザーをグループ化し、複数のカラムに分割できるのが特徴。カラムは、Twitterの新機能「Lists」と同期することもできる。
「Twit」もTweenと同様、Windows用に作られた国産のTwitterクライアントだ。
一般的なTwitterクライアントの機能に加えて、キーワードやIDでステータスを選り分けるフィルタリング機能や新着情報をポップアップと音で知らせる通知機能などを備える。
つぶやきをコメントつきで引用するときの書式として「QT(コメント付きRT)」を利用できるなど、新機能の搭載も積極的であり、開発ペースも速い。
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