グーグルは11月20日、検索結果のスニペットにより多くの情報を表示する新機能「リッチスニペット」を提供開始した。同機能の提供は、5月の米国に続き、日本が2カ国目となる。
Googleの検索結果では、ユーザーが検索結果からページへ飛んだときにどのような情報が閲覧できるのかを示す、スニペットと呼ばれるページの説明文をタイトルの下に表示している。リッチスニペットは、製品のユーザーレビューなど、通常のスニペットよりもさらに多くの情報を検索結果に表示するもの。
ページのタイトルの下に「ユーザーの総合評価」「レビューの件数」「価格帯」などが表示され、そのページにどのような情報が含まれているのか、より正確に素早く把握できるようになるという。
グーグルでは製品およびレストランのレビューサイトなどから同機能の展開を始め、徐々にほかのカテゴリに拡大するとしている。
なお、リッチスニペットはウェブページに埋め込まれた構造化データを利用するため、検索結果にリッチスニペットを表示させたいウェブマスターは、MicroformatsあるいはRDFaという標準フォーマットのタグをページ内に埋め込む必要がある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」