Mozilla Foundationの日本支部であるMozilla Japanは11月8日、Mozilla関連製品の開発者と利用者を対象にしたコミュニティサイト「Mozilla Developer Street(modest)」の一般公開を始めた。
modestは、開発者や利用者の知識やアイデアの共有とコミュニケーションを目的にしている。知識やアイデアを持ち寄って、modestを通じてオープンに議論をしていくことで、より良いブラウザ、より良いウェブの世界を実現に向かっていきたいとしている。
サイトは、アドオンやモバイル、Jetpack、日本語化などのプロジェクト別に階層構造に分けて管理されているドキュメントや、最近の話題を中心にしたトピックからなっている。ユーザーは、同サイトでユーザー登録するかOpenIDでログインすれば、誰でもサイトのページを編集したり、トピックを投稿できたりする。
同日に開催されたMozillaのブラウザ「Firefox」について議論を交わすカンファレンス「Firefox Developers Conference 2009」で、Mozilla Japanの代表理事である瀧田佐登子氏は、「去年のカンファレンスで、米のMozilla Labsのようなディスカッションできる場所が欲しいという意見から、今日オープンすることができました」と、modestの意義を話している。ちなみに、modestが一般公開された翌日の11月9日は、5年前にFirefoxのバージョン1.0がリリースされた日である。
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