ノッキングオンは10月28日、位置情報を活用したモバイル向けミニブログサービス「コエポッド」を一般公開した。
コエポッドでは、ユーザーが投稿するつぶやきとGPSで取得した位置情報(最寄り駅)をひもづけている。そのため、「今つぶやいている人」ではなく「つぶやかれている場所」という切り口で情報を探すことができる。また「近くの人」という機能を使えば、近くにいるユーザーに限定してつぶやきを見ることができるため、特定の地域に人が集まるようなイベントでも効果を発揮しそうだ。
フォロー機能や友達の招待機能など、一般的なミニブログの機能は一通り用意されいるほか、写真の投稿にも対応する。Twitterとの連携機能も用意しており、コエポッドの投稿を自動でTwitterに投稿することもできる。基本的にはモバイル向けのサービスではあるが、PC上ではユーザーのつぶやきの履歴を地図上に表示する試みにも挑戦している。
コエポッドを運営するノッキングオンは、2009年7月にゼンリンデータコムと資本提携している。将来的には、ゼンリンデータコムが運営する、ブログと地図の連動サービス「地図ログ」との連携についても視野に入れているという。
ノッキングオンでは今後、コエポッドに自社で運営するモバイル向けアフィリエイトサービス「モビル」を導入して広告での収益化を目指す。モビルは、位置やキーワードに関連したアフィリエイト広告をモバイル用メディアに掲載できるサービス。店舗のタイムセールや特売クーポン情報の配信も予定する。
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