アクセス解析の標準化へ、ガイドラインが公表

 アクセス解析イニシアチブは10月28日、「アクセス解析の集計と用語定義ガイドライン(第1版)」を公開した。アクセス解析の基本的な用語や定義を統一し、アクセス解析のデータをより理解、判断しやすくすることを目指している。

 このガイドラインは、用語、用語の定義、集計方法の定義などに関し、ユーザー同士や、ユーザーとツールベンダー、ユーザーとコンサルタントが共通の認識のもとで話せる環境作りを推進するためのもの。ガイドラインの公開により、多くのパブリックコメントを集めたいとしている。

 今回発表された第1版では、基本指標である「ページビュー(数)」「訪問(のべ訪問者数)」「ユニーク訪問者(数)」「ページ滞在時間(訪問滞在時間)」の4つと、「データ収集方法の明示」に関して記載している。今後もガイドラインの適用範囲を広げていくが、当初はPCブラウザからのウェブサイト利用に限定するとのことだ。

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