米国時間9月1日、Googleの電子メールサービス「Gmail」に障害が発生し、大多数のGmailユーザーが自分のアカウントにアクセスできなくなった。Googleによると、太平洋夏時間午後2時40分頃、Gmailはほとんどのユーザーが正常に利用できる状態まで復旧したという。
Googleは太平洋夏時間午後12時53分、この問題を発見した後、Google Apps Status Dashboardで「『Google Mail』の問題が多くのユーザーに影響を及ぼしていることを、われわれは認識している。影響を受けたユーザーは、Google Mailにアクセスできない状態にある」と述べた。
しかし、それから数時間が経過した後も、多くのユーザーでアクセスできない状態が続いており、「Twitter」には不満を訴える投稿が殺到した。
この問題は、同サービスのウェブベース版に影響を及ぼしているようだった。しかし、影響を受けたアカウントでも、IMAP(Internet Message Access Protocol)インターフェースを使用するサードパーティー製の電子メールソフトウェアからは(少なくとも、何度かに一度は)アクセスすることができた。
太平洋夏時間午後2時03分更新:GoogleはGmailブログで障害について謝罪し、さらに、この問題は同社内部にも影響を及ぼしていると述べた。
「現在、皆様の多くがGmailにアクセスしにくくなっていることを、われわれは認識している。われわれも同じ状況にあり、皆様の苦しみは痛いほど分かる。われわれは通常、あまり重要でない問題については、ここに投稿しない(通常、この種の情報はGoogle Apps Status Dashboardや『Gmail Help Center』で発表される)。この問題は非常に多くのユーザーに影響を及ぼしているので、われわれがそれについて調査中であることを皆様にお知らせしようと思ったのだ。そして、近いうちに、もっと多くの情報をここで皆様と共有できるようにしたい」
太平洋夏時間午後2時20分更新:Google Apps Status Dashboardへの最新の更新によると、同社はまだ問題の原因を特定できていないという。「われわれは、この問題の調査を継続して行っている。太平洋夏時間2009年9月1日午後3時13分00秒までには更新を提供し、問題解決時期の見通しについて詳しい情報を皆様にお知らせする予定だ。また、現在、『Google Apps Sync for Microsoft Outlook』(『Google Apps Premier Edition』および『Google Apps Education Edition』の顧客のみが対象)は利用できない状態にある」
太平洋夏時間午後2時44分更新:われわれがGoogleとの電話を終えた約1分後に、同社はGoogle Apps Status Dashboardに更新を投稿し、万事問題はないと述べた。
「Google Mailの問題は解決されたはずだ。ご不便をおかけしていることを、心よりお詫びする。そして、皆様の忍耐と継続的なサポートに感謝する」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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