So-net、育成系コミュニケーションサイト「Livly Island」の中国語版を開始

 ソネットエンタテインメント(So-net)は8月26日、同社が運営する育成系コミュニケーションサイト「Livly Island(リヴリーアイランド)」の中国語(繁体字版)サービス「寵物島」を、台湾、香港、マカオで提供開始した。

 Livly Islandは、ウェブブラウザ上で「リヴリー」と呼ばれるペットを育成し、ほかのユーザーの島を訪問したり、リヴリーを介してチャットを楽しんだりできるコミュニケーションサイト。現在、若年層や女性を中心に約93万人に利用されており、台湾からアクセスしているユーザーもいる。また、アイテムの追加などの有料付加サービスが楽しめる「Great Livly Land」も展開している。

 今回の海外展開は、So-netの子会社であるゲームポットを通じて、台湾最大のゲーム会社である智冠科技股■有限公司(ソフトワールド)へ運営ライセンスを提供することにより実現したもの。サービスの提供は、ソフトワールドの子会社で、ゲームコミュニティ「蒟蒻市(GLOG CITY)」を運営する遊戯新幹線技股■有限公司(GAMEFLIER)が行う(■はにんべんに分)。

 遊戯新幹線技股■有限公司がサービスを提供することにより、すでに蒟蒻市アカウントを有する会員500万人へ寵物島を訴求するとともに、決済手段を共通化するなど、利便性や満足度の向上を図り、ユーザーの拡大を目指すとしている。

 サービス開始時点では、日本版と同内容のサービスを提供し、以後は順次、台湾、香港、マカオの文化や行事に合わせた独自アイテムの提供、サイト内イベント企画の実施などのローカライズを行うとしている。

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