ぐるなびは8月7日、ゲームヤロウが運営するオンラインゲーム「サドンアタック」にてゲーム内広告を展開すると発表した。期間は8月7日から9月18日まで。
サイトのトップページやゲーム内の壁にキャンペーン広告を表示する。ゲームプレイ中のユーザーに広告を訴求するとともに、キャンペーン特設サイトを用意し、広告に興味をもったユーザーがゲームの合間に出前を注文できるようにした。
注文をすると、注文受付完了メールにてシリアルコードが受け取れる。シリアルコードを使って、ゲーム内で使える限定のレアアイテムがもらえるしくみ。アイテムは、2キャラクターに4つの武器を加えた6アイテムのいずれかが、ランダムにもれなくもらえる。
ゲーム内広告は、販促効果や認知度アップだけでなく、ブランドへの好感度のアップも期待できるという。広告企画、制作、販売を担当するソネットエンタテインメント(So-net)が試験サービスで行った調査によれば、ゲーム内で広告を見た層は、ブランドへの好感度が24%高かったとしている。
PCオンラインゲームは現在、日本国内で約280タイトルあるという。ゲーム内容は随時アップデートされるため、何年も継続してプレイする熱心なユーザーも多い。さらに、オンラインゲームの平均プレイ時間は1日2時間以上と長く、認知度アップにも効果があるとしている。
広告の価格はケースバイケースという。今後はメニュー化していく方針で、広告掲載を基本メニューとして、アイテム配布などのオプションメニューを販売する。So-netがグループ企業に持つオンラインゲーム会社などとも連携していく方針だ。
なお、オンラインゲーム市場規模が年々拡大していることから、So-netが中核となり、ゲーム内広告のアドネットワーク化も検討しているとのことだ。
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