米国時間7月23日から、「iPhone」のユーザーが「m.google.com/latitude」のアドレスで、友人の現在位置を追跡する「Google Latitude」にアクセスできるようになった。友人が現在位置を自分と共有することを選択している場合、その友人の画像がGoogleの地図上に表示される。
CNET従業員の一部は、ウェブベースのiPhone向けLatitudeを試すことができた。いったんロードされると、LatitudeはGoogleのモバイル向けページ「m.google.com」のタブに表示される。
メインのインターフェースには連絡先の一覧が表示される。自分のアイコンをクリックすると、状態を設定したりプライバシー設定を編集したりできる。
連絡先のアイコンをクリックすると、電子メールの送信、相手の現在位置への道順、相手と共有したい現在位置情報の精度変更が選択できる。現在位置情報の精度は「最高精度」「都市レベル」「現在位置を相手から隠す」の中から選べる。
プライバシー設定も3段階で、Latitudeが現在位置を自動で探知する、手動で設定、一括して現在位置を隠す、の中から選択できる。
LatitudeはGmailの連絡先リストと統合されており、リストから招待したい相手を選択できる。すでにLatitudeのユーザーである連絡先は特別なアイコンで表示され、すでにサインアップしていることが分かるようになっている。Gmailの連絡先リストを使わずに、電子メールアドレスで相手を招待することも可能だ。
友人の現在位置の追跡以外にも、メニューで地図の検索やクリア、交通状況、道順、衛星画像を選択できる。iPhone向けLatitude発表前の時点でわれわれは、「maps.google.com」をiPhoneユーザー用にアップグレードするか、その代わりになるものだろうと推測していた。Googleの説明によると、iPhoneではバックグラウンドでアプリケーションを動作させられないため、同社はAppleと緊密に協力し、Latitudeの起動時とフォアグラウンドでの動作時に現在位置を更新する方式で開発を行ったという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
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