Googleは米国時間7月22日、YouTubeのプライバシーに関する設定を一部変更し、ビデオ作成者が視聴統計を視聴者と共有できるようになった。
Googleのユーザーフレンドリーなビルトイン分析ツールである「Insight」は、2008年3月下旬から存在していたが、これまでは、ビデオをアップロードしたユーザーのみが、だれがそれを視聴したかに関する詳細情報を参照することができた。新しいオプションでは、一般ユーザーに対し、コンテンツ所有者と同じ情報へのアクセスを許可することができる。
視聴者にInsightの情報を表示するかどうかは、個々のビデオごとに設定することはできない。ユーザーが、自分のすべてのビデオに対し、この機能を有効にするか無効にするかを選択しなければならない。これはまた、筆者の2つのアカウントではすでにオンに設定されているため、オプトアウト方式のプログラムであるようだ。
Googleは、視聴データをすべての人と共有することは、YouTubeパートナーが潜在的な広告主を引きつけるためのよい手段になり得ると述べている。この情報がなければ、サイト訪問者の性別、出身、ビデオのどの部分を視聴したかを知る手段はない。しかし、一部のアップロードユーザーにとっては、このオプション機能は過剰であると感じるかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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