多くの人が、「Google Wave」を早く利用したいと思っていることだろう。しかし、もう少しの間、辛抱する必要がある。
米国時間7月20日には約6000人の開発者がGoogle Waveへアクセス可能になった。しかし、Google Wave開発者ブログの投稿記事によれば、Googleは一般ユーザーへの公開を9月30日まで行わない予定だという。そのときには、約10万人のユーザーがこのプログラムに参加できるようになる。
米国時間7月20日に約6000人の開発者がWaveを入手した。しかし、Google Wave開発者ブログの投稿記事によれば、Googleは一般ユーザーへの公開を9月30日まで行わない予定だという。9月30日には、約10万人のユーザーがこのプログラムに参加できるようになる。ほかのユーザーよりも一足早くGoogle Waveを利用したい人は、Googleの案内ページで登録手続きを済ませておく必要がある。
Googleはこの準パブリックベータテストの日程を発表しただけでなく、開発者がWaveのAPIを使って作成したツールもいくつか紹介した。その1つである「Waves in WordPress」は、ブロガーがGoogle Waveの会話内容のすべてを素早くブログ記事に埋め込んで、読者がそれを閲覧したり、情報をやり取りしたりできるようにする。WaveのAPIが成熟してくるにつれて、ほかのSNSやブログでも同じことができるようにする同様のツールが登場するはずだ。
5月下旬のGoogle I/Oカンファレンスで初めて披露されたWaveは、Googleによるウェブ電子メールの再定義であり、同社の現行のウェブメール製品であるGmailの兄弟的存在である。Waveは、ライブチャットと電子メールを1つのサービスに融合しており、Googleこれまでで最も実験的な創造物の1つである。Googleによれば、Waveプロジェクトにはまだ速度や安定性などの面で課題がいくつかあるため、ベータテスターへの公開はそれらの問題が解決してからになるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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