ニューズ・ツー・ユーは7月9日、ニュースリリースポータルサイト「News2u.net」を7月21日にリニューアルすることを発表した。同日よりミニブログ「Tumblr」にもニュースリリースを掲載し、ソーシャルメディアへの対応を進める。
Tumblrは1つのエントリーに対して関心を持ったユーザーが、フォロワーとしてネット上で情報交換や繋がりを持つことができる、ソーシャルネットワーキングサービス。News2u.netは「http://tumblr.news2u.net/」というアカウントでリリース情報を配信する。
2008年にはTwitterでのリリース配信も開始している。Twitterの日本での利用者数は4月時点で月間52万人という調査があるが、ニューズ・ツー・ユー取締役の野間恒毅氏は、「米国ではCNNなどのように100万フォロワーを超えるアカウントもある。日本でも数カ月後には倍になっているかもしれない。従来のブログ、SNSの伸びにくらべると、Twitterのポテンシャルは高い」としており、今後の可能性に期待しているという。
「従来ウェブを見る行為はページビュー、ユニークユーザーで計測していた。だがこれらとTwitterのフォローは質が違う。フォローは能動的で、要は興味を持ってくれているということ。クチコミ効果はブログやSNSと同じだが、違うのはスピード。クチコミサイクルはいままで1日、2日単位だったが、Twitterではおそらく数秒」(野間氏)
TumblrはTwitterに比べて利用者は少ないが、コンテンツの流通に重点を置いた機能を備えているため、リリースがクチコミで伝播するのに適しているという。
News2u.netのサイトリニューアルでは、トップページに掲載するカテゴリを拡大したり、リリース関連画像を表示したりするなど、情報量の増加にあわせたインターフェースを採用するという。
さらにリリース検索機能やアクセス解析機能を強化する。これまでは平日の営業時間中しかリリースを配信できなかったが、今後は24時間365日配信できるようになる。モバイルサイト「News2u.net mobile」も公開する。
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