マイケル・ジャクソン氏急逝で検索トラフィック増加--グーグルは当初攻撃と誤解

文:Tom Krazit(CNET News) 翻訳校正:編集部2009年06月29日 10時29分

 Michael Jackson氏に関連した検索が米国時間6月25日に大量に発生したことについて、Googleは当初、サービスに対する攻撃を疑っていたことを認めた。

 Jackson氏が死亡したとの噂が流れると、Google Newsは一部アクセスしづらい状況になり、「申し訳ありません。コンピュータウイルスやスパイウェアアプリケーションの自動リクエストと類似したクエリが送信されました。ユーザーを保護するため、このリクエストをすぐに処理することはできません」と書かれたエラーが表示された。

 これらのクエリはもちろん、Jackson氏が心拍停止になったとの報道を受けて、膨大な数の人々が行った正規の検索によるもの。検索数が急増し始めたのは25日の午後14時45分頃で、Googleはこの時から25分間、事情が分からず、攻撃と誤解していたという。

 Googleによれば、モバイル検索でも急増が見られたという。またYahooも1日あたりのユニークビジター数が1640万人という記録に達したと述べ、Jackson氏死亡を扱ったトップ記事が同社史上最高のアクセス数を獲得したことを明らかにした。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ

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