「検索ストレス」どのくらい感じてる?

アイシェア rTYPE リサーチ2009年06月02日 11時15分

 普段利用する検索エンジンで欲しい情報がすぐ手に入らなければ、ユーザーはどの程度ストレスを感じるものだろうか?また、その後にとる行動で最も多いものは何か、20代から40代のネットユーザー男女605名の回答を集計した。

 パソコンで検索することが「ある」とした556名(91.9%)に、思うように検索結果が表示されずにストレスを感じることがあるかを聞いた。「ストレス度0(ストレスを感じない)」から「ストレス度5(強いストレス)」の6段階で回答してもらったところ、「ストレス度5」は3.1%、「ストレス度4」が7.2%と、強いストレスを感じる人は1割程度。

 主流は「ストレス度3(29.1%)」「ストレス度2(29.5%)」で、「ストレス度 1(18.0%)」「ストレス度0(13.1%)」とほとんどストレスを感じていない人も3割を超えていた。

 なかなか思うような検索結果が出ないときに1番最初にとる行動を聞くと、「検索キーワードを変更する(46.9%)」「検索キーワードを追加する(46.0%)」がトップに並び、この2つで9割以上を占める結果となった。

 1位、2位の順位にやや前後はあるものの、大きな男女差、年代差はなく、「他の検索エンジンを使う」「件数を多く見る」「あきらめる」など他の選択肢はいずれも少数だった。

 ちなみに回答者にGoogleで検索することはあるかと聞くと、9割以上の人が「ある」と答えており、Google利用者は男性が女性を7.8ポイント上回る95.0%。年代別でみると若い世代ほど利用率は高く、20代(95.7%)と40代(86.8%)では8.9ポイントの差があった。

 Google利用者に「Googleの検索オプション」の利用状況を聞くと、「利用している」のは44.9%と半数弱だった。Googleの検索オプション利用率も女性に比べ男性、若い年代ほど高めだった。

 また、キーワード検索の表示結果を自分でカスタマイズできる機能で2009年5月5日にGoogle検索日本語版において追加された「サーチウィキ」を使ったことがある人は、5月13日〜18日調査時点で4.3%のみだった。

思うように検索結果が表示されずにストレスを感じることがあるか

 調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。

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