Sony Picturesは、長編映画のライセンス提供に関し、Google傘下のYouTubeと交渉中であることを認めた。
米CNETは米国時間4月6日、両社が交渉中であり、それによりYouTubeで長編映画コンテンツが提供されることになるかもしれないと報じた。現時点でYouTubeが提供するのは、Metro Goldwyn Mayer(MGM)の一握りの作品を除き、ほとんどが独立系映画である。
Sony Picturesは、同社独自のオンラインビデオサイトであるCrackle.comの知名度を上げたいと考えており、YouTubeとの提携はその宣伝となる可能性がある。Sony PicturesがHuluなどと交わした映画に関する他の契約から推測して、Sony PicturesがYouTubeに提供する映画はせいぜい10本程度となり、広告にも制約が設けられるものと思われる。
またSony Picturesは、コンテンツのシンジケーションも認めていないため、YouTubeユーザーがSony Picturesのコンテンツをブログや個人的なウェブページに埋め込むことは許されないだろう。
一方YouTube側の最大の利点は、この提携が成功すれば他の映画会社やテレビネットワークと同様の提携を締結できるかもしれないという点である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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