UPDATE Googleは、マイクロブログサービスTwitterの買収に関する話し合いで最終段階にあるという。TechCrunchが米国時間4月2日、2人の匿名情報筋の話として報じた。
しかし、All Things DigitalのKara Swisher氏は3日、この報道は事実ではないと述べ、両社は単に製品に関連した話し合いをしているだけ、という匿名の情報筋の話を伝えた。また、TechCrunchも記事を更新し、買収に関する話し合いは「かなりの初期段階」にある、という別の情報筋の話を付け加えた。
Googleはコメントを避けたが、Twitter共同設立者Biz Stone氏は3日、同氏ブログに声明を投稿した。ただし、話し合いについては、認めることも否定することもしなかった。
「Twitterが他企業と定期的に、そして、さまざまな内容について話し合いをしても、驚くべきことではない」とStone氏。「われわれの目標は、利益性のある独立した企業を作ることであり、それはまだ始まったばかりだ」と同氏は述べ、従業員30名の同社は人を増やし続けていることを付け加えた。
Twitterでは、140文字のメッセージを投稿するためのサービスを提供している。ユーザーは、知人や企業、そして著名人による投稿を追うことができる。同サービスにかかる負荷によりサーバに問題が頻繁に発生するという難しい時期を経て、同社は目覚ましい成長を見せていた。
Googleの原点、コアテクノロジー、さらに、利益の源は検索にある。しかし、ソーシャルハブになるという同社のやや精彩を欠いている試みに、Twitterは上手く適合すると思われる。Twitterの買収については、Facebookが2008年に試みている。
Twitterは、友人との共有だけでなく、検索についても徐々に幅を広げている。Twitterは現在、検索結果の表示方法について、テストを一部で実施している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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