iPhone開発者らが開発ライセンスの更新に苦労していることが、複数の報道で明らかになった。
Apple関連情報サイトAppleInsiderが先週伝えたところによると、iPhone開発者がAppleとの間で結んでいる1年契約が間もなく満期を迎えるため、開発者らは契約更新のオプションが提示されないまま、4月以降も開発を継続できるのか不安を感じ始めているという。iPhone開発者は、自ら開発したiPhoneアプリをApp Storeに掲載してもらうためのiPhone Developer Programの一環として、この契約を結ぶ必要がある。
これまで数多くのiPhoneアプリを開発したArs TechnicaのErica Sadun氏も同様の問題を抱えている。Sadun氏は米国時間3月6日に契約を更新しようとしたが、Appleから、同社はまだ(契約更新の)プロセスを開始していないと言われてしまった。
AppleがiPhone開発を開始してから1年が経過したが、App Storeは驚異的な成長を続けている。現在、同サイトに掲載されているアプリケーション数は2万5000本以上で、1月からおよそ1万本増加した。同社は過去1年間の同サイトの驚異的な成長への対応に苦労してきたが、通常は問題を何とか対処してきたため、iPhone開発者らも安心して開発に取り組めている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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