12月15日付のSan Francisco Chronicle紙によると、プライバシー保護で信頼できる米国企業トップ20のランキングからGoogleがもれたという。
この調査は、Ponemon Instituteが6500人を対象に調査したもの。同紙によると、Googleは2007年、同じランキングで10位につけていたが、2008年はランクインできなかった。この調査を共催するTRUSTeは、「Web Privacy Seal」「Email Privacy Seal」「Trusted Download」などのプログラムを通じてさまざまなウェブサイトの信頼度を認定するなど、インターネット上のウェブサイトユーザーとの信頼関係を築くことを目的とした非営利団体である。
同日発表された報道資料によると、5回目となる今回の年次調査では、「最も信頼できるのはどの企業か」「個人情報の保護ですぐれた対策を講じてきたのはどの企業か」などの質問項目があったという。
San Francisco Chronicle紙の記事は、次のようなPonemon Instituteのコメントを引用して次のように述べている。
「Google(とMicrosoft)は、大企業シンドロームにかかっている」とLarry Ponemon氏は述べている。「ユーザーは、大企業がデータを収集していれば、何かしらの問題が発生するに違いないと感じる」という。
だが、プレスリリースによると、eBayやYahooをはじめとするハイテク企業の順位には変動がみられたという。
金融サービス分野は2008年、業界全体が危機を迎える中で順位を下げたが、ハイテク分野は改善しており、eBay、Apple、Yahoo、Microsoft、Hewlett-Packardはすべて前年から順位を上げた。このほか、Facebookが初めてトップ20にランクインし、主要なコミュニケーションツールとしてのソーシャルネットワーキングで信頼を獲得していることを裏付けた。
以下が、調査で20位にランクインした企業(カッコ内は前回順位との比較)。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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