通常、ソフトウェアのバージョンが小数点以下の変更の場合、大きな変更はない。ベータの場合はなおさらだ。だがMozillaは今回、米国時間12月8日にリリースした「Firefox 3.1」ベータ2で大きな変更を加えている。
最新版では、ビデオとオーディオのウェブページへの組み込みに対応したほか、ユーザーが許可した場合、ユーザーの位置情報をウェブサイトに知らせるサービスも組み込まれている。このほか、プライベートブラウジング、パワフルなウェブベースのプログラムをサポートする「Web Worker Threads」、それに私のお気に入りの機能「TraceMonkey」も搭載された。TraceMonkeyは、高度なウェブサイトを構築するのに利用されるJavaScriptプログラムを動かすエンジンで、すでにリリースされていたが今回よりデフォルトでオンとなった。
Mozillaによる公式な発表にはさらなる詳細が含まれている。プログラマーなら、この開発者向けサイトをチェックするのもよいだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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