今現在、Google傘下の動画共有サイト「YouTube」で最も有名なクラシック音楽家はおそらく、ピアノを弾くネコ「Nora」だろう。だが残念ながら、Noraには多分、YouTube主催の新しいコンテスト「YouTube Symphony Orchestra」への参加資格がなさそうだ。
世界中の音楽家(正統な音楽家だけであり、「Guitar Hero」のコントローラを改造した男性は厳しそうだ)にオーディションへの参加が呼びかけられている。参加希望者は、映画「グリーン・デスティニー」の音楽を担当した作曲家のTan Dun氏がYouTubeのために書き下ろしたオリジナル課題曲「Internet Symphony No. 1」を演奏している様子を撮影した動画と、オーディション用の候補曲の中から選んだ楽曲を演奏している動画を投稿する。
ロンドン交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、ニューヨークフィルハーモニック、香港フィルハーモニー管弦楽団など多くの有名オーケストラの団員が審査を行い、米国時間2009年2月14日までに準決勝出場者を選抜する。
続いて、YouTubeユーザーがお気に入りの準決勝出場者に投票し、3月2日に受賞者が発表される。受賞者はニューヨークに行き、3日間にわたって有名なカーネギー・ホールで開催される、指揮者Michael Tilson Thomas氏との「クラシック音楽サミット」で演奏できる。
YouTubeは、以前にも映画制作の「Democracy Challenge」などのコンテストを主催してきたが、世界中のあらゆる人に門戸を開くのは今回が初めてだと述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス