Mozilla Foundationは、「Firefox 2」のサポートを2008年12月半ばに終了する計画だ。
Firefox 2の「End of Life(EOL)」計画は、新しいバージョンのリリースから6カ月後に前のバージョンの製品のサポートを終了するMozillaの方針の一環だ。この方針は、Mozillaの開発者が2008年6月半ばにリリースされた現在のブラウザのバージョンであるFirefox 3に注力できるようにするためのものだ。
ユーザーにとって、この方針は、既存バージョンのセキュリティおよび安定性に関するアップデートの終了と、新機能のリリースの終了を意味する。
Mozillaはこの動きについて、ソフトウェアの旧バージョン専用のウェブページで、「Firefox 2.0.0.xに対しては、2008年12月半ばまで、セキュリティおよび安定性に関するアップデートが提供されるが、すべてのユーザーにFirefox 3へのアップグレードを強く勧める」と述べている。
Firefox 2は今なお、新しいリリースで相当な数のバグフィックスを受け取っている。先週、MozillaはFirefox 2.0.0.18とFirefox 3.0.4をリリースして、複数のセキュリティ上の脆弱性に対応したが、そのうちの半分は「深刻」にランク付けられていた。Mozillaの現在の計画では、Firefox 2のアップデートのリリースはバージョン2.0.0.19で終了することになる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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