ネット利用時に最重視されるのは「表示速度」、リッチメディアほど影響は大きい--ライムライト調査

永井美智子(編集部)2008年10月28日 15時00分

 ライムライト・ネットワークス・ジャパンは10月28日、サイトの表示速度に関するインターネットの利用者意識調査の結果を発表した。

 これはマクロミルに委託して調査したもので、回答数は1000人となっている。

 調査によると、インターネット利用時に重視しているものとして、最も回答が多かったのは「コンテンツの表示速度」で75.3%。続いて「通信が安定している(コマ送りや途切れたりしない)」と回答した人が65.0%、「ダウンロードが中断しない」が58.3%となっている。

インターネット利用時に重視しているもの インターネット利用時にどのような点を重視しているか(※クリックすると拡大画像を表示します)

 また、インターネット利用時の不満が利用意向やアクセス動向にどの程度影響するかを聞いたところ、オンラインゲームや動画などのリッチコンテンツほど、影響が大きいことが明らかとなっている。

利用意向やアクセス意向への影響 インターネット利用時の不満が、利用意向やアクセス意向に影響があるか(※クリックすると拡大画像を表示します)

 また、ダウンロードや表示が遅い場合には、半数以上の人がサイト側に問題があると感じていることも分かった。

どちらの側に問題があるか ダウンロードが遅い、もしくは表示速度が遅い場合に、どちらの側に問題があるか(※クリックすると拡大画像を表示します)

 ライムライト・ネットワークス・ジャパンでは今回の結果から、インターネット上のコンテンツ配信において、利用者の環境などブランドやサイトロイヤリティに大きく影響するという同社の認識、および同社の提供するサービスが、市場のニーズに合致していることが実証されたとしている。

 ライムライト・ネットワークス・ジャパンはデジタルコンテンツ配信ソリューションを提供する企業。GREEやWiiのニュースチャンネルなどで採用されている。

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