Googleが、もしかするとくだらない新機能とも見える「Mail Goggles」を、試験的に公開したことをお知らせしよう。この機能は、ちょっと酔っ払って、愚かなことをしでかしそうな深夜の時間帯に、愚かな電子メールを送ってしまうのを未然に防ぐ目的で設計された。
Mail Gogglesをオンにすると、指定の時間帯(デフォルトの設定では、金曜日と土曜日の午後10時から午前4時)に、メールの「送信」ボタンをクリックするやいなや、5つの計算問題が画面内に表示される。計算を解くための制限時間も設けられている。この問題が解けるならば、おそらく上司に小言を言ったり、昔の恋人に告白し直したりするメールであったとしても、酔っ払うことなく、正気で送っていると判断できるだろう。
たとえ酔いつぶれていても、簡単な計算問題なら解けてしまうという人には、問題の難易度をアップさせるオプションも用意されている。だが、残念なことに、あくまでも算数の領域の問題を選択できるのみで、面白い代数学や微積分学の分野の問題は用意されていない。
Mail Gogglesを起動するには、Gmailの設定画面に入り、「Labs」タブ内のMail Gogglesをオンにすればよい。起動方法や時間帯の調節などは、「General」タブで行える。
これは冗談ではないのだろうか?筆者としては、この機能がブログにも搭載されるとよいと望んでいるのだが。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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