楽天、会員IDを使った決済機能を外部サイトに提供--ソフト・オン・デマンドなどが採用

永井美智子(編集部)2008年10月06日 16時21分

 楽天は10月6日より、他社サイトに対して、決済機能を提供する新サービス「楽天あんしん支払いサービス」を提供開始する。

 これは、楽天以外の企業が自社のECサイトに「楽天お支払い」ボタンを挿入することで、楽天会員IDを用いた決済の提供が可能になるというもの。楽天スーパーポイントが付与されるほか、ユーザーが楽天スーパーポイントを使うこともできる。楽天は、メールマガジンや楽天グループ内の媒体を通して顧客をサイトに誘導し、「導入サイト参加型の楽天“準”経済圏を構築する」としている。

 なお、個人情報はサービス運営会社に提供されない。6日よりUSENの音楽ダウンロードサイト「OnGen」や、アダルトコンテンツを提供するソフト・オン・デマンドなどが採用している。

2008-10-06_161047.jpg 楽天あんしん支払いサービスを採用したOnGenの例

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