JavaScriptの表示「Chromeより早い」--トリプルエンジン搭載の「Lunascape5.0」アルファ版

岩本有平(編集部)2008年09月16日 10時30分

 Googleが9月3日に公開したブラウザ「Google Chrome」。レンダリング速度の速さなどでも話題になったが、ベンチマークでその速さを抜いた国産ブラウザが登場した。

 Lunascapeは9月16日、タブブラウザ「Lunascape」のメジャーバージョンアップとなる「Lunascape5.0」(コードネーム:Genesis)アルファ版を公開した。

 Lunascape5.0アルファ版の最大の特徴は、Internet Explorerのレンダリングエンジン「Trident」、Firefoxの「Gecko」、SafariやGoogle Chromeの「Webkit」の3つを搭載している点にある。同社によると、「3つのエンジンを搭載した日本語対応のブラウザは、確認できる限りほかに存在しない」(Lunascape)という。

「Lunascape5.0」と代表的なブラウザのパフォーマンス比較「Lunascape5.0」と代表的なブラウザのパフォーマンス比較。なおテストマシンのスペックはOS:Windows Vista Enterprise SP1、HDD:60Gバイト、CPU:Intel Celeron M プロセッサー420(1.60 GHz)、メモリ:1Gバイト、グラフィック:Intel GMA 950。※クリックすると拡大します

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