Appleは米国時間9月9日、スペシャルイベント「Let's Rock」をサンフランシスコのYerba Buena Center for the Artsで開催した。ここではそのイベント状況を時間軸に沿ってお届けする。
9:53 a.m. PDT:開演前の様子。会場内には、60〜70年代のロックミュージックがかけられている。
10:00 a.m. PDT:Jobs氏登場。いつもどおりの服装だ。
10:01 a.m. PDT:今日のラインアップを紹介。
10:02 a.m. PDT:まずはiTunes。現在、850万曲以上の楽曲、12万5000のポットキャスト、3万のTV番組、2600の映画、3000のiPhoneとiPod touch向けアプリケーションをiTunesで手に入れることができる。iTunesのユーザーアカウント数は6500万に上るという。
10:03 a.m. PDT:音楽配信に関する数字を紹介するとともに、Jobs氏はiTunesはいくつかの新しいコンテンツが追加されると述べる。まずは、高精細(HD)テレビ番組。HD版のテレビ番組は2.99ドルで発売される。コンピュータとApple TVで視聴可能。
10:04 a.m. PDT:次にNBCがiTunesに戻ってくることを発表。NBCの番組もHDで手に入れることができる。
10:05 a.m. PDT:「iTunes 8」を発表。アクセスが向上したとJobs氏。ブラウズ用オプションやGeniusと呼ばれる機能が新たに追加された。
10:07 a.m. PDT:Geniusは、相性の良い楽曲同士をライブラリ内で連携させるための機能。iTunes 8のデモを開始。Geniusを披露する。Geniusボタンを特定の曲でクリックすると、iTunesがプレーリストを作成してくれる。デモでは、Bob Dylanの楽曲を選ぶと、同じような傾向のアーティストが選ばれることが示された。
10:09 a.m. PDT:このような機能が可能になっているのは、iTunes 8が楽曲データを中央サーバに送信しているため(Jobs氏は、匿名でということを約束)。データは他のユーザーからのデータと統合され、パターンの追跡に使われると思われる。結果は週に1度更新される。
10:14 a.m. PDT:iTunes 8は無償で、本日から提供開始。
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