ヤフーは6月13日、Yahoo!オークションとYahoo!ショッピングで、いわゆる「ダガーナイフ」の取扱いを全面的に禁止することを決定した。
同社ではこれまでも銃刀法で禁じられている物品や、利用規約において独自に「武器」にあたる物品を定義しその取扱いを禁止してきた。
それに加えて今回の措置は、6月8日に秋葉原の歩行者天国で発生した無差別殺傷事件を受けたものだ。すでに、6月11日の時点で全登録法人ストアに対し、ダガーナイフの取扱いについて注意喚起しているという。
ヤフーは、「もとより、包丁・ナイフは日常生活に欠かせない物でもあり、またその区分も不明瞭ですので、現時点で、社会的にコンセンサスのとれる形で販売禁止措置の対象範囲を定めることは困難ですが、弊社と致しましては、今後、関連当局および専門家と意見交換を行いつつ、合理的な対象範囲を検討していく所存です」とコメントしている。
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