Disneyは米国時間6月10日、「ファインディング・ニモ」を皮切りに長編映画のオンライン配信を開始したと発表した。
Disneyが長編映画全編をオンラインで配信するのはこれが初めてで、注目すべき動きではあるが、同社が全面的に「YouTube化」するわけではない。各映画をオンラインで視聴できるのは、ABCの土曜夜のテレビ番組「Wonderful World of Disney」で放送された後の数日間だけだ。たとえば、ファインディング・ニモを視聴できるのは6月13日までだという。
視聴は無料だが、映画の世界にどっぷり浸れるわけではない。
映画は、同社の米国向けサイト「Disney.com」の右上にある「Watch Now!」のボタンをクリックすると視聴できる(現在は米国外からは利用不可)。ただし映画の前に、シリアル「Cocoa Pebble」の広告と、Disney映画の予告編を見なければならなかった。さらに、映画を表示するウインドウの周囲には、いっそう派手な広告が掲載されている。
だが、映画配信の費用の一部が広告でまかなわれているのは明らかで、動画のストリーミング配信は多くの帯域幅とサーバ容量を必要とするため、あまり文句は言えない(ここで記事を書いている私自身も、広告収入から報酬を得ているのだからなおさらだ)。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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