ライブドアと沖電気工業(OKI)は4月10日、「livedoor Blog」に投稿されたブログ記事の位置を自動的に特定し、地図上に表示するサービス「livedoorブログマップ」の提供を開始した。
livedoorブログマップは、OKIの位置表現抽出・管理サービス「LocoSticker(ロコステッカー)」を利用したサービス。ブログ記事の文章から位置を示す表現を探し出し、緯度・経度を自動的に特定して位置情報を記事に付与することで、ユーザー自身が位置情報を指定することなく、地図上にブログ記事をプロット表示することができる。
地名などの住所表現だけでなく、「東京タワー」「東大寺」「六本木ヒルズ」といったランドマーク名称等のスポット表現からも位置情報を抽出でき、「京都と福岡」など文中に複数の位置を示す表現を含む場合や、「表参道」「富士見坂」など同じ地名が地図上に複数存在する場合においても、ブログ記事の「主題となる位置」を自動的に判定して、最適な位置情報を付与することができる。
同サービスを利用することにより、ユーザーは、興味のある場所の周辺について書かれたブログ記事を、それらを特定するキーワードなどを指定することなく閲覧することができる。
また、自分が書いたブログ記事だけのマップポータルを作り、自分のブログ記事を地図上に一覧表示する機能や、ブログ記事の主題の位置を中心とする地図を表示するブログパーツなどが利用できる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」