CBS Interactiveが2007年に買収したソーシャル音楽サイトLast.fmは、CBS Interactive傘下の他事業との統合を近いうちに進める。Last.fmとCBS Radioは米国時間4月1日、CBSのオンライン版ラジオ放送をLast.fmユーザーに、そして、無償音楽ストリーミングをCBS Radioのリスナーに提供するため、ウェブ上のオーディオコンテンツを共有すると共同声明で発表した。
CBS Radioとの協業は、Last.fmの買収が2007年5月に発表されて以来うわさとなっていた。
Last.fm共同創設者で最高経営責任者(CEO)のFelix Miller氏は、「CBS Radioと共同で多くの事業を希望しているが、その最初のものとなる」と述べる。CBS Radioは、CBSの全ラジオ局のストリーミング版であり、Last.fmで聞くことが可能となる。一方、ウェブ上にあるCBS Radioのプレーヤーを使えば、Last.fmにある楽曲を聞くことができる。今回の提携は単純で、CBS傘下の2部門におけるクロスオーバーとブランド認識を構築するためのものである。
CBS Radioの約140の放送局は、Last.fmで提供開始となるよう準備中であるという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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