検索サービス「Baidu.com」を運営する中国の百度公司は3月13日、日本国内向けにBaidu.comのリスティング広告を販売することを発表した。販売の窓口は日本法人の百度が担当し、4月以降には日本国内の広告主や広告代理店に対して販路を拡大していく。
中国ではインターネット利用者が2006年末から2007年末にかけて7300万人増の2億1000万人と大幅に増加しており、ナショナルクライアントもネット広告を重視しているという。また、2008年の北京五輪を契機に市場の盛り上がりも期待されているという。
こういった流れを受けて百度では日本法人に2007年10月に「国際事業室」を設立。今まで中国元しか取り扱っていなかったBaidu.comの広告について、日本円での支払いに対応したほか、日本語サポートも提供を開始した。すでに2007年12月からは、電通との先行販売期間として、国内自動車メーカーの広告出稿を行っている。
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