Mozilla Foundationは3月10日、WebブラウザFirefox 3 Beta 4をリリースした。Windows、Mac OS X、Linux環境向けに各国版が用意されている。Beta 4では、Beta 3リリース後のコミュニティからのフィードバックにより、パフォーマンスやメモリ管理、インタフェースなど、900以上の機能が改善されている。
Release Notesによると、Firefox 3 Beta 4では、ダウンロードマネージャ、フルページズームといったFirefox 3で提供される新機能を改善。気になるパフォーマンス面での向上にも意欲的で、JavaScriptの処理速度とメモリ使用量の改善がなされている。また、Windows VistaとMac OS X、Linux環境でのデザイン面の統合にも改善があったようだ。
既知の問題としては、Windows Live MailがBeta 4での動作に問題があるとのことで、Hotmail Classicでの利用が代替案として提示されている。
Firefox 3 Beta 4はこれまでのBeta版と同様、開発者・テスター向けのリリース。Mac OS XとLinux環境でBeta 4をインストールすると、既存のFirefoxを上書きしてしまうため、注意が必要だ。
Firefox 3 Beta 4での変更点はMozilla Firefox 3 Beta 4 Release Notesで詳細を確認できる。また、Mozilla Linksに掲載されているレビュー、Firefox 3 Beta 4 reviewも参考になるだろう。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス