米Yahoo傘下の写真コミュニティーであるFlickrは米国時間3月5日、「Flickr for Good」という新たな活動を開始した。非営利団体などのフォトジャーナリストが集まる公開の場となることを目指している。この活動のため、Flickrは非営利の技術支援団体TechSoupと提携して、1年間有効のFlickr Proアカウント(通常は1アカウントあたり年額約25ドル)1万人分を非営利団体と公共図書館に寄付し、写真を無制限にFlickrにアップロードできるようにする。
非営利団体はこのアカウントを5つまで入手し、職員に配布することができる。こうした団体がどのようにFlickrアカウントを使用するつもりなのかは不明な点もあるが、Flickrはこの新サイトについてのブログ投稿で、すでにYWCAやCamera Rwandaなどの著名な団体がFlickrを利用して写真を展示していると述べている。
この活動に参加するためには、TechSoupのサインアップページから登録することができる。
しかし、このアカウントは完全な無償というわけではない。1年間有効のアカウントは2アカウントで6ドル、5アカウントで15ドルとなっている。これは管理費で、TechSoupの運営に使われる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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