Microsoftの「Windows Live」プラットフォームサービスグループの責任者が米国時間2月27日遅く、来週に開催されるウェブ開発カンファレンス「Mix08」でMicrosoftがリリースする予定のいくつかのサービスとツールについて事前説明を行った。
Dave Treadwell氏は、チーフソフトウェアアーキテクトのRay Ozzie氏が招集したチームに所属し、Microsoftの各種サービスにデータを入力するウェブアプリケーションを作成するための開発プラットフォームを構築する仕事を任されている。
Microsoftの幹部らは、同社の総合的な目標は「Virtual Earth」や検索といったオンラインサービス、Windows、サーバ製品にまたがる共通の開発モデルを作り出すことだと述べている。
Ozzie氏は2007年、Microsoftが構築しているクラウドコンピューティングインフラストラクチャについて、ユーザー認証から「Windows Live Messenger」のようなアプリケーションにいたるまで、あらゆるものを網羅したサービスを提供するものだと説明していた。
Treadwell氏は27日、アップデートされたLiveの開発プラットフォームではAPIが拡充され、ソーシャルネットワーキングサイトから連絡先情報を取得するAPIも搭載されていると述べた。
Treadwell氏はまた、Microsoftは一部のホステッドサービスにAtomインターフェースを提供することによって、「Atom Publishing Protocol(Atom出版プロトコル)」に対するサポートの充実を図っているとも語った。
最後にTreadwell氏は、ウェブサイトにビデオを配信するホステッドサービスとして2007年のMixで発表された「Silverlight Streaming by Windows Live」は現在ベータ版であり、10Gバイトの記憶領域が無償で使用できると述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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