ニワンゴは2月8日、同社が運営する「ニコニコ動画(RC2)」にて、「電光掲示板」を設置した。
電光掲示板は、「ニコニコ市場(ベータ)」に陳列されている携帯電話向けコンテンツ(商品)をポイント購入すると、それを購入したユーザーのニックネーム、商品名、および購入元動画IDを、ニコニコ動画にて速報として表示する機能となる。
トップページや動画視聴ページなどの上部にある、投稿数や再生数、一言コメントの欄をリニューアルして設置。購入が行われるたびに、リアルタイムで「○○さんが□□(動画ID)を見て△△(携帯電話向けコンテンツ名)を購入しました!」と表示する。なお、電光掲示板の速報は、10分程度のタイムラグが生じる場合がある。
電光掲示板に速報される購入状況からは、購入元の動画視聴ページや商品詳細ページにジャンプすることが可能。速報を見たユーザーは購入元動画にジャンプし、リアルタイムでコメントをつけることができる。
ニワンゴでは、電光掲示板の設置により、商品に対する興味や認知の向上や、購買意欲を促す効果も期待できるとしている。例えば、各ユーザーが、速報された商品や動画を話題に、リアルタイムで商品購入に対するリアクションや、クチコミなどのコメントを動画上で行うといった、新たなコミュニケーションが可能。また、コメントによる評判や反響を、商品購入の判断材料とすることも可能となる。
なお、ニコニコ市場で購入する際、「電光掲示板に表示する」のチェックをはずすと、速報される購入状況のニックネームは非表示となる。また、購入する携帯電話向けコンテンツが無料コンテンツの場合や、ダウンロード課金での購入の場合は、速報されない。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス