インプレスR&Dは11月16日、電子書籍ビジネスの市場動向の調査を同社のシンクタンク部門のインターネットメディア総合研究所が実施、結果を発表した。
調査によると、2007年3月末時点のパソコンおよび携帯向け電子書籍市場全体の規模は第3世代携帯電話の普及やパケット料金定額制が一般化したことにより、対前年度比194%の約182億円で約2倍の伸びとなった。このうち携帯向け電子書籍の市場規模は約112億円で62%を占めている。
電子書籍の内訳をみると、文芸・写真集などの電子書籍が76億円、このうちパソコン向けが46億円を締めた。また、電子コミックは106億円で、携帯向けが82億円とパソコン向けの約3倍となっている。
調査は出版社、コンテンツプロバイダーの聞き取り調査およびユーザー調査をもとにまとめたもの。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス