ミッションクルーは11月19日より、音声感情識別によるコミュニケーション応援コンテンツ「エレファントミラー」アルファ版、通称「elemi(エレミ)」のサービスを開始した。
エレミのサービスには、SkypeやWindows Liveメッセンジャーなどのソフトフォンで、通話中に使う音声感情識別アプリケーション「エレミアプリ」と、会話後の感情傾向の確認や、友達のコミュニティを広げる、SNS形式のウェブサイト「エレミコミュ」の2つが用意されている。
まず、エレミアプリは、ソフトフォンでの会話から、自分の発した個々の異なる音声感情を分析し、感情キャラクターとして「ワクワク」「ビックリ」「マッタリ」「ショボーン」の4つの感情があらわれるアプリケーション。エレミサイトより無料でダウンロードできる。
エレミアプリの画面上では性別、年齢、地域、趣味など自分の属性に合ったアイテムを受け取ることができる。アイテムには、女性向けのニュース、ペット好きのためのQ&A、ビジネスに役立つオープンソースソフトウェア情報などがあり、今後、レストランやエステショップのクーポンやプレゼントを、随時追加する予定。なお、アイテムを受け取るには、会員登録時にエントリーが必要となる。
もうひとつのサービス、エレミコミュは、SNS型会員制サービスで、誰でも無料で会員になれる。エレミアプリで会話した後、エレミコミュにて、ソフトフォンで会話した自分の感情や、最近の感情傾向を確認することが可能。自分の趣味や感じた出来事を「お土産カード」に書きとめ、写真を載せておけば、キューピット役の「エレミ」が別の会員に渡し、新しいコミュニケーションを生むなどのサービスを提供する。
また、会話に連動した広告として、ソフトフォンでの会話中、エレミアプリの画面上に、音声感情や発声した単語に連動した広告を表示するなどといった、広告機能も搭載する予定。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」